結納とは?結納をするか、しないか悩んでいる人へ
結納とは?
結納は、日本の伝統的な儀式で婚姻関係を結ぶために行われるものとなります。
最近では、そんな、結納を行う人も減少しつつあり、あるデータによると結納を行ったという人は25%程度だと言われています。
本来、結納には、「正式結納」と「略式結納」の2種類があり、同じ結納でも中身が少し異なります。
「正式結納」の場合は、仲人が新郎新婦の家へ出向き、仲人が結納品を渡すスタイルとなります。
この場合、新郎新婦、両家が顔を合わすことはありません。
仲人にお礼を渡し、お願いするものとなりますが、実際、こういった「正式結納」は最近では非常に少なくなっています。
最近、行われている結納スタイルは「略式結納」が多く、両家が同じ場所に集まり結納を行うスタイルとなります。
この場合、仲人は立てても立てなくても、どちらでも構いません。
男性側から結納品を納め、女性側が目録を確認し受書を渡します。
次に女性側からの結納品を納め、男性側が目録を確認し受書を渡すながれとなります。
このようなことから、例え、「略式結納」でも、結納品の準備や婚約記念品の準備、目録や受書の準備など事前に準備しておく必要があるものはたくさんあります。
もちろん、その分、費用の負担も大きくなります。
結納を行わない場合
結納を行わない場合は、両家の顔合わせ会を行う新郎新婦が多くなります。
ただし、目的は大きく異なり、結納の場合は「正式に婚約を結ぶ場」であるのに対し、両家の顔合わせ会は、あくまでも「顔合わせ」というものとなります。
もちろん、結納品の交換はありませんが、場合によって、婚約記念品のお披露目は結納、両家の顔合わせ会共に行われることがあります。
まとめ
最近では行う人も少なくなってきた結納。
しかし、これは、日本ならではの素晴らしい文化でもあります。
興味があるのなら、「略式結納」を選択し、少しでも負担を減らし行ってみてはいかがでしょうか。