結婚式の引き出物について確認しておきたい金額相場や基本マナー
まずは、結婚式の引き出物の意味について
結婚式の引き出物の金額相場や基本マナーを知る前に知っておきたい引き出物の意味。
引き出物は、新郎新婦から結婚式に出席してくれたゲストに対し送るお礼の品となります。
引き出物と言われる由来は、宴の席で「土産物の馬を引き出して見せた」ことだと言われ、昔、引き出物は結婚式だけのものではなく、一般的なお土産のようなものでした。
その後、時代は変わり、結婚式のお礼、記念品といった意味が強くなり、お祝いのお返しといった考えに変化していきました。
引き出物の金額相場とマナー
引き出物は、お祝いに対しお礼に送るものとなるため、例えば、夫婦でお祝いを頂いた場合は、ご夫婦2人で1つの引き出物ごとなります。
引き出物の品数は1つではなく、メインの品に加え引き菓子、縁起物を加えた3品が一般的です。
2品は偶数で割り切ることができることから縁起が悪いとも言われ、あまり選ばれません。
3品を基本に品数を増やす場合は、5品、7品となります。
この品数には地域差も大きく影響するため、心配な場合は必ず両親や結婚式場のスタッフなど、その地域に詳しい人に確認することをおすすめします。
金額相場においては、メインの品はご祝儀の10%程度。
それに、引菓子、縁起物を加える形で、ご祝儀に合わせ変動するのはメインの品のみです。
引菓子や縁起物は、ご祝儀に関係なく同じ金額のものを用意します。
例えば、友人で最も多い3万円のご祝儀の場合
メインの品は3,000円程度で、それに1,000円程度の引菓子と縁起物を加え、合計5,000円程度が相場です。
5万円の場合は、メインの品が5,000円程度となり、合計7,000円程度が相場となります。
披露宴会場で受け取りゲストが自分で自宅に持ち帰ることを踏まえ、メインの品や縁起物を選ぶ必要があり、最近ではメインの品にカタログギフトを選ぶ新郎新婦が増えてきています。